津波や地震などの災害について、小さな子どもにどう伝えるかは、多くの保護者にとって大きなテーマです。
怖がらせすぎず、けれど現実から目をそらさずに、「命を大切にする行動」を一緒に考えたい——そんなときにとても役に立つのが、防災をテーマにした絵本です。
この記事では、「絵本 おすすめ 津波」というテーマで、主にAmazonや楽天市場で取り扱いのある絵本を中心に、
・津波や地震のしくみをやさしく伝える絵本
・東日本大震災などの経験から生まれた物語絵本
・日常のなかでできる防災を教えてくれる絵本
などを、年齢別・目的別にわかりやすく紹介します。
特定のメディア名にはふれず、複数の情報源を参考にしながら、内容をまとめています。
そのままの文章の転載はさけ、できるだけわかりやすく言い換えながらご紹介しますので、家庭・保育園・幼稚園・小学校など、さまざまな場面での絵本選びの参考にしてみてください。
津波・地震の絵本を選ぶときのポイント
まずは、津波や地震に関する絵本を選ぶときのポイントを整理しておきましょう。絵本を選ぶときの軸を知っておくと、お子さんにあった1冊を見つけやすくなります。
年齢にあわせた表現になっているか
津波や地震の絵本は、幼児向けから小学校高学年向けまで、対象年齢がさまざまです。
・未就学の子どもには、イラストが大きく、言葉がやさしいもの
・小学生には、少し具体的な状況や行動が描かれているもの
など、年齢にあわせて選ぶと、子どもが自然と内容を受け取りやすくなります。
「怖さ」だけでなく「どう行動するか」が描かれているか
災害の絵本というと、恐ろしい場面ばかりを想像してしまうかもしれませんが、実際の防災教育では「行動」がとても大切です。
・地震がきたときどう身を守るか
・津波が予想されるときにどのように逃げるか
・日ごろどんな準備をしておくと安心か
といった、子どもでもできる行動が描かれているかどうかを確認すると、より実践的な読み聞かせにつながります。
読んだあとに「会話」が生まれる内容か
防災絵本は、読み終わったあとに
「うちだったらどこに逃げる?」
「家族とはどこで会うことにしようか?」
といった親子の対話を生みだしてくれると、とても心強い存在になります。
ストーリー性のある作品や、質問が書かれている作品は、子どもが自然に自分ごととして考えやすいのでおすすめです。
現実への向き合い方と「希望」のバランス
津波をテーマにした絵本のなかには、実際の被災地の経験にもとづいた作品も多くあります。
そうした絵本は、命の大切さや人と人とのつながりを感じさせてくれる一方で、内容が少し重く感じられることもあります。
表紙や紹介文をよく読み、今のお子さんの様子や性格にあっているかを考えながら選ぶと安心です。
それではここから、具体的なおすすめ絵本を、ジャンルごとにご紹介していきます。
幼児から読める「はじめての地震・津波えほん」
まずは、3〜6歳ごろの幼児にも読み聞かせしやすい絵本から。
地震や津波を、こわいだけのものにせず、「知ること」「そなえること」を自然に伝えてくれる作品を中心に選んでいます。
じしんのえほん こんなときどうするの?
「じしんのえほん こんなときどうするの?」は、子どもがひとりでいるときに地震が起きた場合を想定しながら、
・どんなふうに揺れるのか
・部屋のなかでどこが危ないのか
・どうやって身を守ればよいか
などを、イラストと短い文章でわかりやすく伝えてくれる絵本です。楽天市場などでも、地震・防災えほんとしてよく紹介されています。
津波そのものをメインテーマにしているわけではありませんが、地震と津波は深く関係しています。
まず地震のときの身の守り方を知っておくことで、津波に関する絵本へと読み進める土台にもなります。
保育園や小学校低学年でも扱いやすいので、最初の1冊として選ばれることが多い絵本です。
じしん・つなみ どうするの?
楽天市場の「絵本 地震」の検索結果などでよく見かけるのが、「じしん・つなみ どうするの?」というタイプの絵本です。
タイトルどおり、地震と津波の両方について、子どもに向けて優しく説明してくれます。
絵本によって構成はさまざまですが、多くの場合
・地震が起きるしくみ
・津波が起こる理由
・「津波警報」や「津波注意報」が出たときにどうするか
などを、イラストや図を交えながら紹介してくれます。
文章はひらがなが中心で、小学校低学年の子どもでも読み進めやすい内容です。
こうしたタイプの絵本は、家庭に1冊あると、繰り返し読み返しやすいのが特徴です。
日ごろから本棚においておくことで、子どもが気になったときに自分から開いてみる、という流れも生まれやすくなります。
津波を知るための科学・防災絵本
次に、少し年齢が上がった子どもにもおすすめの、津波のしくみや防災知識をていねいに解説してくれる絵本・児童書をご紹介します。
これらは、小学校中学年〜高学年ごろを中心に、親子で一緒に読んだり、授業の副読本として使われることもあります。
知ってそなえよう! じしん・つなみ(シリーズの一冊)
楽天市場の「絵本 地震」や「震災 絵本」カテゴリーで紹介されているシリーズの中には、「知ってそなえよう!」といったタイトルで、
地震や津波をわかりやすくまとめた本があります。そのひとつが、じしん・つなみをテーマにした一冊です。
こうした本では、写真や図表も使いながら、
・津波がどのように発生するのか
・沿岸部ではどこが危なくなるのか
・ハザードマップの見かた
といったことを、子どもにも伝わるよう工夫して解説しています。
物語というより、図鑑と絵本の中間のようなスタイルなので、「どうして津波が起こるの?」と仕組みに興味をもちはじめた子どもにとても向いています。
親子で読みながら、自分の住んでいる地域について、地図を見たり、避難経路を確認したりと、実際の防災行動につなげやすいのも魅力です。
物語を通して津波を考える絵本
次は、物語としての読みごたえがありつつ、防災のヒントも含まれているタイプの絵本をご紹介します。
東日本大震災をきっかけに生まれた作品も多く、命の大切さや人とのつながりについて、深く考えさせてくれます。
タンポポ あの日をわすれないで
「タンポポ あの日をわすれないで」は、宮城県の津波被災地で見つけられた、小さなタンポポの花から生まれた絵本です。
震災後の風景のなかで、がれきのあいだから咲いたタンポポが象徴的に描かれ、子どもたちの願いや、未来への希望が物語としてつづられています。
津波の恐ろしさを直接的に描くのではなく、そこから立ちあがろうとする人びとと自然の姿に焦点をあてている点が印象的です。
絵もあたたかく、文章も小学生から読みやすい長さで、家族で静かに読みたい一冊として支持されています。
読み終えたあと、「あの日をわすれないでいること」や「自然の力」「命のつながり」について、親子で語り合う時間を持つのに向いている作品です。
ぼくは海になった 東日本大震災で消えた小さな命の物語
楽天市場の「震災 絵本」などで紹介されている「ぼくは海になった 東日本大震災で消えた小さな命の物語」は、
タイトルのとおり、東日本大震災を背景とした物語絵本です。
物語の内容は繊細で、小さな命をテーマにしているため、読み手の年齢や心の状態に配慮しながら手に取りたい1冊です。
文章量はやや多めで、小学校中学年〜高学年を想定している構成が多くみられます。
この作品は、津波や震災で失われたものだけでなく、そこから生まれる「思い」や「つながり」も描いているのが特徴です。
読み聞かせをするときは、一度大人が通して読んでから、子どもにどのように伝えるかを考えておくと、より心に寄りそった時間を過ごせます。
幼児〜低学年向け、防災全般を学べる絵本
ここからは、「津波だけ」でなく、防災全般をテーマとした絵本の中から、津波にもふれられている作品をご紹介します。
地震・火事・風水害など、さまざまな災害のなかのひとつとして津波が描かれることで、「自然災害」という大きな枠組みで理解していく助けになります。
おおじしん さがして、はしって、まもるんだ 子どもの身をまもるための本
楽天市場の「絵本 地震」でヒットする「おおじしん さがして、はしって、まもるんだ 子どもの身をまもるための本」は、
大きな地震が起きたときに子ども自身がとれる行動を、物語形式で紹介している本です。
タイトルに「おおじしん」とあるとおり、地震がメインのテーマですが、
地震とともに起こりうる二次的な危険についても触れられているため、津波について考えるきっかけにもなります。
カラフルなイラストと、シンプルな言葉づかいで、未就学〜低学年の子どもにも伝わりやすい構成です。
読み聞かせのあとで、「地震のあとに海の近くにいたらどうする?」など、津波を想定した会話をプラスすることで、内容を自分の生活に重ね合わせやすくなります。
じしんがおきたら
「じしんがおきたら」というタイトルの絵本も、楽天市場でよく見かける地震防災絵本のひとつです。
こちらも地震のときの行動が中心ですが、
・あわてないこと
・周りの大人の指示をよく聞くこと
・安全な場所に移動すること
といった、どの災害にも共通する基本的な姿勢が繰り返し描かれています。
津波のことを直接的に扱っていなくても、こうした基本的な心がまえを日ごろから身近に感じてもらうことが、いざというときの行動に結びつきやすくなります。
また、絵本を通して「こわいこと」を共有しておくと、子どもが不安を抱えたときにも、「あの絵本のこと、覚えている?」と話題にしやすくなります。
読み聞かせのコツと年齢別の付き合い方
ここからは、紹介した絵本をどのように読み聞かせると、子どもの心に届きやすいかについて、年齢別のポイントをまとめます。
未就学児(3〜6歳)への読み聞かせ
未就学児の場合、怖い場面を細かく説明しすぎないことが大切です。
・「もし地面がゆれたら、こうやって体を守るんだよ」
・「海の近くで大きな地震があったら、高いところに行くんだよ」
といったように、行動のポイントを短く伝えると、子どもも受けとめやすくなります。
絵本を読むときは、安心できる雰囲気づくりも大切です。
いつもの読み聞かせタイムに、ほかの楽しい絵本と組み合わせて読んだり、読み終わったあとに「よく聞いてくれてありがとう」と声をかけて、安心感を伝えるとよいでしょう。
小学校低学年への読み聞かせ
小学校低学年になると、起こりうる状況を具体的にイメージできる力が少しずつ育ってきます。
そのため、地震や津波についても、少し踏みこんだ説明をしながら読み進めることができます。
たとえば、「じしん・つなみ どうするの?」のような絵本を読むときには、
・自分の家や学校のまわりの地図
・地域の避難所の場所
などを、実際に見せながら、「この本に出てくる場所と、うちのまわりだとどこが似ているかな?」といった会話をはさんであげると、より自分ごととして考えやすくなります。
小学校中・高学年との読み合い
小学校中・高学年になると、「タンポポ あの日をわすれないで」や「ぼくは海になった 東日本大震災で消えた小さな命の物語」のような、
震災の経験にもとづいた物語を、子ども自身がじっくり読み味わえるようになってきます。
この年代の子どもには、親が読み聞かせるだけでなく、それぞれが読んだうえで感想を話し合うスタイルもおすすめです。
・どんな場面が心に残ったか
・自分だったら、どんなことができると思うか
・「忘れない」というのは、どういうことだと思うか
といった問いかけを通して、自分の言葉で感じたことを表現する力も育っていきます。
家庭でできる防災と絵本の活かしかた
絵本を読むだけでなく、日常生活のなかでどのように防災とつなげていくかも、とても大事なポイントです。ここでは、絵本をひとつのきっかけにして、家庭でできる工夫をいくつか紹介します。
絵本を読んだあとに「わが家のルール」を確認する
津波や地震の絵本を読んだあと、そのまま読みっぱなしにするのではなく、わが家のルールを一緒に確認してみましょう。
たとえば、
・地震のとき、家の中でいちばん安全な場所はどこか
・海や川の近くにいるときに強い揺れを感じたら、どこに逃げるのか
・家族と連絡が取れないとき、どこで会う約束にするか
といったことを、紙に書き出しておくのもひとつの方法です。
絵本に出てきたキャラクターやシーンを例にしながら、自分たちの生活に置きかえて考えることで、子どもにとっても理解しやすくなります。
防災グッズづくりに子どもと一緒に取り組む
津波や地震の絵本を読んだあと、「何か自分にもできることはあるかな?」と子どもが感じたときが、防災グッズづくりの良いタイミングです。
・懐中電灯を一緒に確認する
・自分用のリュックを用意し、中身を一緒に考える
・避難時に持ち出したいものをリストアップする
といった作業を通じて、「そなえる」という前向きな行動を体験できます。
このとき、絵本のなかで紹介されていた物や行動を参考にするのも、子どもにとってイメージしやすいでしょう。
季節や記念日にあわせて読み返す
津波や地震の記憶は、時間がたつとどうしても薄れていきます。
そこで、防災の日や、地域の防災訓練がある日、あるいは震災が起きた日などにあわせて、毎年絵本を読み返す習慣をつくるのもおすすめです。
同じ絵本でも、年齢によって感じかたや理解の深さが変わっていきます。
「去年読んだときはここが気になったけど、今年は違うところが気になった」など、子どもの成長とともに、絵本との向き合い方も変化していく様子を感じられます。
Amazon・楽天で絵本を探すときのコツ
ここまでご紹介した絵本は、主にAmazonや楽天市場など、オンライン書店でも購入できるものを中心に選んでいます。
ここでは、そうした通販サイトで津波や地震の絵本を探すときのコツをまとめます。
キーワード検索を工夫する
単に「津波 絵本」と検索するだけでなく、以下のようなキーワードを組み合わせてみると、より目的に近い本を見つけやすくなります。
・「絵本 津波 子ども」
・「地震 津波 防災 絵本」
・「震災 絵本 小学生」
など、対象年齢やテーマをキーワードに加えてみるのがおすすめです。
レビューを読むときのポイント
通販サイトには、実際に購入した人のレビューが掲載されていることが多くあります。
レビューを見るときには、
・「何歳の子どもに読ませたか」
・「どのような場面で使ったか(家庭・学校・保育園など)」
・「子どもの反応」
といった点に注目すると、自分の家庭での使い方をイメージしやすくなります。
レビューはあくまで個人の感想ですが、年齢に合っているかどうかを判断するうえでは参考になることが多いです。
シリーズもの・セット商品もチェック
楽天市場の「震災 絵本」などでは、複数の絵本をまとめたセットや、シリーズものとして販売されている本も見つかります。
たとえば、
・地震をテーマにした巻
・津波をテーマにした巻
・そのほかの自然災害をあつかった巻
といった形で構成されているシリーズでは、少しずつステップを踏みながら防災を学べるよう工夫されているものも多いです。
最初からセットでそろえるのもよいですし、子どもの興味にあわせて1冊ずつ追加していくのも、長く活用できる方法です。
まとめ
津波や地震の絵本は、「怖いことを伝えるための本」だけではなく、「命を大切にする行動を考えるきっかけ」になる本です。
「じしんのえほん こんなときどうするの?」や「じしん・つなみ どうするの?」のように、身の守り方をやさしく教えてくれる本。
「タンポポ あの日をわすれないで」や「ぼくは海になった 東日本大震災で消えた小さな命の物語」のように、震災の記憶と希望を物語として伝えてくれる本。
「おおじしん さがして、はしって、まもるんだ 子どもの身をまもるための本」などのように、行動のポイントをわかりやすく示してくれる本。
それぞれに役割があり、子どもの年齢や性格、家庭の状況によって、選ぶ本も変わっていきます。
Amazonや楽天市場では、多くの防災絵本が取り扱われており、レビューや対象年齢の情報も参考になります。
今回ご紹介したポイントをふまえながら、「わが家に合った一冊」をぜひ探してみてください。
そして、絵本を読む時間が、親子で未来を守るための話し合いの時間となるよう、日常のなかに少しずつ取り入れていきましょう。
年齢別で選ぶ 津波と地震の絵本おすすめガイドをまとめました
「絵本 おすすめ津波」というテーマで見てきたように、津波や地震をあつかった絵本には、知識を伝える本と心に寄りそう物語の両方があります。
・幼児には、言葉がやさしく、行動がイメージしやすい防災絵本を。
・小学生には、津波や震災の経験に触れながら、命の大切さを考えられる物語絵本を。
・家庭では、絵本をきっかけに、避難場所や連絡方法など「わが家の防災」を話し合う時間を。
そんなふうに、成長にあわせて絵本を選び、防災と向き合う姿勢を育てていくことができます。
津波の被害を伝えることは、ときに心が痛む作業でもありますが、絵本というやさしい媒体をとおしてなら、子どもたちと一緒に少しずつ向き合っていくことができます。
今日紹介した本の中から、気になる1冊を手に取り、親子で「もしも」のときにどうするかを考える時間をつくってみてください。
その積み重ねが、子どもたちの「自分で自分の命を守る力」をはぐくむことにつながっていきます。
この絵本はどこで買える?
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