今日のお題はこれからの季節にぴったりな絵本「ねえカレーつくってよ」です。
子供がカレーが食べたいという気持ちから始まり、自分で材料を集めるという大冒険に発展していくストーリーは、子供にとても共感できるものです。
そのかわいらしいイラストもさることながら、子供の心に響くメッセージが盛りだくさんなので、是非ご家庭でも読み聞かせをしてみてくださいね。
あらすじは？どんな内容？
主人公の「こぶたくん」は、かなりカレーが食べたい様子。でも、材料がないので自分で集めることにします。
八百屋さんに行くと、なかなか手に入らない材料ばかり。そこで、お家の庭にある畑で作物を集めることにしたのですが、そこから予想外の大冒険が始まってしまうのです。
どんな材料を見つけられるのか、無事にカレーを作れるのか、そして、こぶたくんにとってそのカレーはどんな味になるのか、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
対象年齢は？
この絵本は、3歳、4歳、5歳の子供向けに作られています。
食べ物のお話や、子供ならではの好奇心や冒険心が詰まっているので、この年齢層の子供たちにピッタリの内容となっています。
読み聞かせのコツ
この絵本は、子供の視点に立って描かれているので、子供目線で楽しみながら読むのがおすすめです。
例えば、「こぶたくん、どんな材料を見つけられるかな?」と子供に問いかけたり、
ストーリーの展開に合わせて「えっ!そんなことになっちゃったの?」と驚きの声を出したりするのがよいでしょう。
また、ページをめくるタイミングも子供の反応を見ながら調整すると、より楽しい読み聞かせになるはずです。
絵本のおすすめポイント
この絵本の最大の魅力は、子供の心を引き付ける”食”のテーマです。
子供たちは、食べ物に大変興味があり、特にカレーのような人気の料理は大好きです。
そのカレーを作るという設定で展開していくストーリーは、子供たちの共感を呼ぶはずです。
また、子供目線で描かれているので、自分ならどうするか、どんな冒険に繰り出すかを想像しながら読むことができ、没入感も高まります。
さらに、この絵本の挿絵も可愛らしく、ストーリーにぴったりな雰囲気を醸し出しています。
子供たちは、ページをめくるごとに現れる新しい場面や、こぶたくんの表情にも興味津々でしょう。
絵本を通して、子供の想像力や感受性、好奇心を刺激することができます。
この絵本はなにを教えてくれる？
この絵本の一番のメッセージは、「自分の思いを実現する大切さ」です。
こぶたくんは、自分がカレーが食べたいという強い気持ちを持っています。
そして、それを実現するために、自ら行動を起こします。
材料がないからといって諦めず、自分で集めようとする姿勢は素晴らしいですね。
いろいろな困難に遭遇しながらも、最後まで諦めずに頑張る姿勢は、子供たちに大切な価値観を伝えてくれます。
また、この絵本には「好奇心」という子供の大切な気質も描かれています。
こぶたくんは、畑に行って初めて見る野菜を発見すると、すぐに手に取って観察したり、どうやって料理するのかを考えたりします。
子供の探究心や学習意欲を育むきっかけにもなるでしょう。
さらに、この絵本では「家族愛」の大切さも垣間見えます。
最後にこぶたくんが作ったカレーを家族みんなで食べる姿からは、家族の絆の深さが感じられます。
子供たちにとって、家族の絆は何より大切なものなのですから、そういった温かな世界観も子供たちの心に響くはずです。
どんな子供におすすめ？
この絵本は、3歳から5歳くらいの子供たちにぴったりです。
食べ物へのこだわりが強く、自分の意思を表すことが好きな年頃の子供たちが、登場人物のこぶたくんの行動に共感しやすいでしょう。
カレーを作るという具体的な目標に向けて、次々と新しい発見をしていく過程が、子供たちの興味をグングン引き付けていくはずです。
また、この年齢の子供たちは、自分のやりたいことを実現しようとする意欲が強まる時期でもあります。
こぶたくんのように、自分の目的のために行動を起こし、困難に負けずに最後まで頑張る姿は、子供たちの前向きな気持ちを後押ししてくれると思います。
さらに、家族で協力して料理を作るという場面から、家族の絆の大切さも学べるでしょう。
子供たちにとって家族は何より大切な存在ですから、そういった温かな世界観に触れられるのは、心に残る経験になるはずです。
編集部レビュー
この絵本「ねえカレーつくってよ」は、子供の心をグッと掴む魅力的なストーリーと、可愛らしい挿絵が素晴らしい1冊だと思います。
主人公のこぶたくんが、自分の強い気持ちを実現しようと奮闘する姿は、子供たちの共感を呼ぶはずです。
材料集めの過程で次々と新しい発見をしていく様子は、子供たちの好奇心と探究心を刺激してくれるでしょう。
そして最後に家族と一緒にカレーを食べる場面からは、温かな家族愛の大切さを感じることができます。
この絵本は、3歳から5歳くらいの子供にぴったりだと思います。
食べ物への関心が高くて、自分の意思を表すことが好きな年頃の子供たちが、きっと夢中になって読んでくれるはずです。
読み聞かせをする際は、登場人物の気持ちに寄り添いながら、楽しい雰囲気で読み進めていくと良いでしょう。
子供たちの心に残る素敵な1冊です。(編集部)
ねえカレーつくってよの対象年齢やあらすじ、内容、何歳向けかをまとめました
\この絵本「ねえカレーつくってよ」は、3歳から5歳くらいの子供向けに作られています。
カレーが食べたいという主人公の気持ちから始まり、自ら材料を集める過程で次々と新しい発見をしていく内容となっています。
子供の好奇心や探究心、自分の思いを実現しようとする姿勢など、子供の心に響く要素がたくさん詰まった素敵な1冊です。
読み聞かせの際は、登場人物の気持ちに寄り添いながら、楽しい雰囲気で読み進めていくことをおすすめします。
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