親子で楽しむ二十四節気の絵本おすすめガイド

日本には、春夏秋冬の四季をさらに細かく分けた「二十四節気(にじゅうしせっき)」という考え方があります。
「立春」「春分」「夏至」「立秋」「冬至」など、耳にしたことはあっても、子どもにどう伝えたらよいか悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、二十四節気を楽しく学べるおすすめの絵本・図鑑を、主にamazonや楽天市場で販売されている書籍を中心にご紹介します。
読み聞かせのコツや、季節ごとの遊びや会話のヒントも合わせてまとめていますので、おうち時間で季節感を育てたい方はぜひ参考にしてみてください。

二十四節気とは?子どもにどう伝える?

二十四節気は、一年を24の季節の節目に分けたもので、もともとは農作業の目安として使われてきました。
例えば、

  • 立春(りっしゅん)…暦の上で春のはじまり
  • 春分(しゅんぶん)…昼と夜の長さがおよそ同じ
  • 夏至(げし)…一年でいちばん昼が長いころ
  • 立秋(りっしゅう)…秋のはじまりの目安
  • 冬至(とうじ)…一年でいちばん夜が長いころ

といったように、太陽の動きと季節のうつりかわりをあらわす言葉になっています。
現代では、天気予報の中で「今日は啓蟄です」のように耳にすることもあり、暦の季節を感じるキーワードとしても親しまれています。

子どもに説明するときは、
「一年を24こにわけて、季節の名前をつけたカレンダーみたいなものなんだよ」
というイメージで伝えると理解しやすくなります。
ただ、名前だけを覚えるのではなく、絵や物語といっしょに体感的に知っていくと、子どもの中に季節のイメージが自然と育っていきます。

二十四節気の絵本を選ぶときのポイント

二十四節気の絵本といっても、内容や対象年齢はさまざまです。選ぶときには、次のポイントを意識してみてください。

  • 絵の雰囲気…やわらかいタッチ、水彩、版画風など、家庭の好みに合うかどうか
  • 文字量・言葉づかい…幼児向けの短い文章か、小学生も楽しめる少し詳しい内容か
  • 全体を見渡せるか…一年24節気を通して見られる本か、季節ごとに分かれているか
  • 日常とのつながり…行事や遊び、食べ物など、子どもの生活とリンクしやすい内容か

はじめて二十四節気を意識するご家庭には、オールカラーで一年の流れがパッと見渡せる絵本が扱いやすい傾向があります。
一方で、小学生以上や季節感が好きな保護者の方には、解説や豆知識が豊富な図鑑タイプも人気です。

二十四節気をテーマにしたおすすめ絵本・図鑑

ここからは、amazonや楽天市場などで取り扱いのある、二十四節気関連のおすすめ絵本・書籍を紹介していきます。
商品名はそのまま記載しますが、内容紹介はれい明や説明文を参考にしつつ、言い回しを変えてお伝えします。

二十四節気のえほん

「二十四節気のえほん」は、立春・啓蟄・雨水など、二十四の節気それぞれの意味と、その時期ならではの自然の風景や暮らしがやさしい絵で描かれた一冊です。
A4判に近いサイズ感で、ページを開くと季節の広がりをたっぷり感じられる構成になっています。

この絵本の大きな特徴は、二十四節気の仕組みや由来をやさしい言葉で説明しているところです。
「一年を太陽の動きで24の区切りに分けていること」や、「立春をはじまりとして考えること」などが、子どもにも伝わりやすいよう工夫されています。
大人にとっても、なんとなく知っていた二十四節気を改めて整理できる内容です。

ページごとに、その節気に合わせた風景や行事、植物などが描かれているので、
「今日は春分だから、このページを読んでみよう」
「立秋って書いてあるけれど、外の空気はどうかな?」
といったように、暦と現実の季節を見比べる楽しみ方ができます。

対象年齢は、年長さん〜小学校低学年くらいからが読みやすい印象ですが、絵があたたかい雰囲気なので、保護者が言葉を補いながら読めば、幼児の読み聞かせにも使いやすい一冊です。
長く使える季節の本として、本棚に置いておきたいタイプの絵本といえます。

絵本で知ろう二十四節気 春

「絵本で知ろう二十四節気 春」は、二十四節気を春の節気にしぼって取り上げたシリーズの一冊です。
楽天市場などでも、春・夏・秋・冬と分かれたシリーズとして販売されており、季節ごとにじっくり味わえる構成になっています。

春の巻では、立春から立夏の前までの節気が、水彩画のようなやわらかいイラストで描かれています。
春の光や風、草花の色合いがやさしく表現されていて、ページをめくるだけで春の空気を感じられるような雰囲気があります。

文章は、絵文字も交えた散文のスタイルで、リズムのある言葉づかいが特徴です。
「説明書き」ではなく、季節の情景を詩のように描き出すことで、子どもが感覚的に季節を味わえるよう工夫されているのが印象的です。

読み聞かせのときは、

  • 節気の名前を声に出してゆっくり読む
  • 絵をじっくり見せて、「どんな音が聞こえそう?」「どんな匂いがしそう?」と会話を広げる
  • その日の天気や外の景色と見比べてみる

といったような関わり方をすると、季節のイメージがぐっとふくらみます
春が好きなお子さんや、入園・入学のタイミングの贈り物にも取り入れやすいテーマです。

絵本で知ろう二十四節気 夏

「絵本で知ろう二十四節気 夏」は、同シリーズの夏の巻です。
楽天市場などでも取り扱いがあり、「夏至」「大暑」など、夏ならではの節気が、水辺の風景や空の色といっしょに描かれています。

夏の巻では、入道雲、蝉しぐれ、夕立、夏祭りなど、日本の夏を象徴する場面が随所に登場します。
子どもにとってもなじみのある夏の出来事と節気の名前が結びつくことで、言葉が生活の中で自然と定着しやすい内容です。

文章は春の巻と同様、水彩画と散文的な語りで構成されており、読み聞かせにするとリズム感も楽しめます。
夏休み前後にこの本を読みながら、「今日はどの節気かな?」とカレンダーを見てみる習慣をつくると、日付や季節への興味も広がっていきます。

暑い日にクーラーのきいた部屋で読むのもよいですが、夕方の少し涼しくなった時間に、窓を開けて外の音を聞きながら読むと、より体感的に楽しめます。
夏の思い出作りにも役立つ一冊です。

絵本で知ろう二十四節気 秋

シリーズの秋の巻にあたるのが「絵本で知ろう二十四節気 秋」です。
楽天市場の検索でも、春・夏・秋・冬とセットや単品で見つかることが多いタイトルです。

秋の巻では、立秋から立冬の前までの節気が、紅葉や実りの風景とともに描かれています。
お月見、収穫、虫の音など、秋ならではの情景がふんだんに盛り込まれており、「静かな季節の音」を感じられる雰囲気が特徴です。

読み聞かせの場面では、

  • 絵の中の色の変化(緑から赤や黄色へ)に注目する
  • 「どんぐりはどこにあるかな?」など、絵探し遊びと組み合わせる
  • 外から聞こえる虫の声と、本の中の季節の様子を比べる

といった関わり方が楽しめます。
また、運動会や七五三などの行事と、二十四節気を結びつけるきっかけにもなります。
小学生なら、社会科や生活科で学ぶ内容とのつながりを感じられる点も魅力です。

絵本で知ろう二十四節気 冬

「絵本で知ろう二十四節気 冬」は、シリーズの冬の巻で、立冬から大寒までを取り上げています。
雪の景色や、年末年始の行事など、冬らしい場面が落ち着いた色合いで描かれており、静かなぬくもりのある一冊です。

内容紹介では、七五三のお参りや除夜の鐘などの冬の風景が出てくることが触れられており、
「季節の節目」と「一年の区切り」が自然につながる構成になっています。
子どもにとっても、経験したことがある行事と節気の名前がリンクすることで、記憶に残りやすくなります。

冬の夜、あたたかい部屋で読み聞かせをするときには、

  • ページをめくるたびに「これはいつのことかな?」とカレンダーを見てみる
  • 窓の外の寒さと、本の中の雪景色を比べてみる
  • 年末年始の準備をしながら、その節気のページを開いてみる

といった読み方ができます。
一年の終わりに、一年分の二十四節気を振り返る入り口としても活躍してくれます。

絵本ごよみ 二十四節気と七十二候 美しい日本の季節と衣・食・住

「絵本ごよみ 二十四節気と七十二候 美しい日本の季節と衣・食・住」は、楽天市場などでセット販売も見られる、少し本格的な季節の本です。
二十四節気をさらに細かく分けた「七十二候(しちじゅうにこう)」も取り上げながら、暮らしの視点で季節を紹介しているのが大きな特徴です。

中身は、暦と緻密なイラストを組み合わせて、衣・食・住の切り口から日本の季節感を描いている構成になっています。
絵本という名前がついていますが、説明がしっかりしているため、小学生以上〜大人もじっくり楽しめる内容です。

「今日はこの候だね」と確認しながら、旬の食材や季節の行事を家族で話題にできるので、毎日の暮らしに季節の視点を取り入れたいご家庭に向いています。
また、プレゼントや入学祝いとしても選びやすい、落ち着いた雰囲気の本です。

わくわくほっこり 二十四節気を楽しむ図鑑

「わくわくほっこり 二十四節気を楽しむ図鑑」は、名前の通り図鑑タイプの一冊で、楽天市場の検索でもさまざまなショップから販売されています。
二十四節気それぞれの説明に加えて、その時期の自然や風物、行事、食べ物などが多角的に紹介されているのが魅力です。

特徴的なのは、「わくわく」「ほっこり」というタイトルどおり、親しみやすい工夫が多い構成になっている点です。
イラストや写真、コラムなどがバランスよくレイアウトされており、子どもがパラパラとめくりながら興味をひろげていきやすい内容です。

絵本というよりは情報量の多い読み物なので、

  • 日々の学習や調べ学習の資料として
  • 家庭での「季節のテーマ学習」のベースとして
  • 保護者自身が二十四節気を学び直すための参考書として

活躍します。
文字量がやや多めなので、小学生以上や、大人といっしょに読む幼児に向いているタイプといえます。

二十四節気の花ことば 銅版画で愉しむ

「二十四節気の花ことば 銅版画で愉しむ」は、楽天市場などで販売されている、銅版画のイラストが印象的な一冊です。
72種類もの季節の花々が、「二十四節気」とともに紹介されており、大人も眺めていたくなる画集のような雰囲気があります。

同書では、日本の四季に沿った二十四節気ごとに、その時期にちなむ花と花ことばが添えられています。
繊細な銅版画によるイラストが、季節ごとの色彩や空気感を静かに伝えてくれるのが特徴です。

子ども向け絵本というよりは、インテリアのようにそばに置いて眺める本に近いですが、
親子でページを開きながら、

  • 「この花は見たことある?」
  • 「今の季節に咲く花はどれかな?」

と話してみることで、季節の植物に親しむきっかけにもなります。
贈り物としても人気のあるテーマで、花が好きな方や、季節のカード作りの参考にしたい方にも向いています。

年齢別・家庭に合わせた選び方のヒント

ここからは、ご家庭の状況やお子さんの年齢に合わせた二十四節気絵本の選び方をまとめます。

幼児〜年長さん向け:まずは「絵で感じる」絵本から

まだ文字を読むことに慣れていない幼児期には、絵が大きく、色の変化がわかりやすい絵本がおすすめです。
たとえば、

  • 二十四節気のえほん…一年の流れをやさしい絵で感じられる
  • 絵本で知ろう二十四節気 春・夏・秋・冬…季節ごとの空気感が伝わる水彩画とことば

などは、ページをめくるだけでも季節のうつりかわりが視覚的に伝わる構成です。
読み聞かせのときは、節気の名前を全部覚えようとせず、「今日はこのページがピンと来るね」くらいの気軽さで楽しむのがおすすめです。

小学校低学年向け:名前とイメージを少しずつ結びつける

ひらがなや簡単な文章が読めるようになってきたら、節気の名前と季節のイメージを少しずつ結びつける段階に入ります。
この時期には、

  • 二十四節気のえほん…節気ごとの説明を子ども自身が読んでみる
  • 絵本で知ろう二十四節気シリーズ…その季節の巻を中心に、好きなページから読む

といった活用方法が向いています。
また、カレンダーに二十四節気を書き込んでおき、その日に該当するページを読むのも、日常と本をつなぐよい方法です。

小学校中学年〜高学年・大人もいっしょに:情報量のある図鑑・読み物へ

文字を読む力が育ってきたら、解説や豆知識の多い本も楽しめるようになります。
この段階では、

  • 絵本ごよみ 二十四節気と七十二候 美しい日本の季節と衣・食・住
  • わくわくほっこり 二十四節気を楽しむ図鑑
  • 二十四節気の花ことば 銅版画で愉しむ

など、暮らしや植物、七十二候などを含めて楽しめる書籍が活躍します。
学校の調べ学習や自由研究のテーマとしても扱いやすく、親子でいっしょに調べながら読む時間を楽しめます。

読み聞かせ・家庭での活用アイデア

二十四節気の絵本は、ただ読むだけでなく、生活の中でちょっとした工夫をすることで、より楽しく活用できます。いくつかアイデアをご紹介します。

カレンダーといっしょに楽しむ

二十四節気の日付を、家庭のカレンダーに書き込んでおき、その日になったら対応するページを読むという方法です。
例えば、

  • 立春の日に「二十四節気のえほん」の立春のページを開く
  • 夏至の日に「絵本で知ろう二十四節気 夏」で該当ページを読む

といったように、暦と絵本をリンクさせるだけで、日付に対する意識が変わってきます
忙しい日でも、1ページ読むだけなら続けやすいのも魅力です。

季節の行事や遊びと結びつける

二十四節気の多くは、行事や自然の変化と深く結びついています
たとえば、

  • 春分・秋分のころに、昼と夜の長さを話題にする
  • 小雪や大雪のページを読んだあと、雪の写真や絵を描いてみる
  • 立夏のころに、夏にやってみたいことを子どもと話し合う

など、絵本の内容から一歩外へ広げてみることで、子どもにとっての季節の記憶がより豊かなものになります。

写真やスケッチと組み合わせる「我が家オリジナル二十四節気ノート」

少し手間はかかりますが、家族の思い出と二十四節気をリンクさせる方法として、「オリジナル二十四節気ノート」をつくるのも楽しいアイデアです。

やり方はとてもシンプルです。

  • ノートを用意し、各ページに「立春」「雨水」などの節気名を書いておく
  • その節気のころに撮った写真や、子どもが描いた絵を貼る
  • 一言コメントや、その日あったことを書き添える

二十四節気の絵本を見ながら、「今年の立春はこんなことをしたね」と話すと、家族だけの季節のアルバムができあがっていきます。
数年続けていくと、子どもの成長と季節のうつりかわりが一緒にたどれる宝物になります。

プレゼントとして二十四節気の絵本を贈るときのポイント

二十四節気をテーマにした絵本や図鑑は、季節感や日本の文化を大切にしたい方への贈り物としてもよく選ばれています。贈るときのポイントをまとめておきます。

  • 対象年齢を意識する…幼児向けなら絵が大きい絵本、小学生以上なら図鑑タイプも候補に
  • 相手の好みをイメージする…花が好きな方には「二十四節気の花ことば」、暮らしを楽しみたい方には「絵本ごよみ 二十四節気と七十二候 美しい日本の季節と衣・食・住」など
  • 季節に合わせて選ぶ…春に贈るなら「絵本で知ろう二十四節気 春」、冬に贈るなら「絵本で知ろう二十四節気 冬」など、その時期の巻を選ぶ楽しみ方も

メッセージカードには、
「この本を見ながら、一緒に季節を味わってもらえたらうれしいです」
といった一言を添えると、贈られた側も季節ごとに本を開きたくなるきっかけになります。

まとめ

二十四節気をテーマにした絵本や図鑑は、日本の季節の豊かさを子どもと共有できる心強いパートナーです。
「二十四節気のえほん」のように一年を通して眺められる本から、「絵本で知ろう二十四節気 春・夏・秋・冬」のように季節ごとに味わうシリーズ、「絵本ごよみ 二十四節気と七十二候 美しい日本の季節と衣・食・住」や「わくわくほっこり 二十四節気を楽しむ図鑑」のような情報量の多い書籍まで、目的や年齢に合わせてさまざまなラインナップがあります。
大切なのは、すべての節気を覚えることではなく、日々の暮らしの中で「今はどんな季節だろう?」と立ち止まるきっかけをつくることです。
amazonや楽天市場などで手に入るこれらの本を活用しながら、ぜひ親子で季節の会話を楽しんでみてください。

親子で楽しむ二十四節気の絵本おすすめガイドをまとめました

「絵本 おすすめ二十四節気」というテーマで本を探している方に向けて、この記事では主に二十四節気のえほん、「絵本で知ろう二十四節気」シリーズ、「絵本ごよみ 二十四節気と七十二候 美しい日本の季節と衣・食・住」、「わくわくほっこり 二十四節気を楽しむ図鑑」、「二十四節気の花ことば 銅版画で愉しむ」といった、amazonや楽天市場で購入しやすい書籍を中心にご紹介しました。
いずれの本も、二十四節気を通して季節の風景や行事、植物、暮らしの知恵にふれることができる内容になっており、読み聞かせにも、自分で読む本としても活用しやすいラインナップです。
ご家庭の本棚に二十四節気の絵本が一冊あるだけで、カレンダーを見ながらページを開き、「今日はどんな季節の名前かな?」と話し合う時間が生まれます。
そんなささやかな習慣の積み重ねが、子どもにとって日本の四季を大切に感じる心につながっていきます。
ぜひ、気になる一冊を手にとって、親子で二十四節気の世界を味わってみてください。

この絵本はどこで買える?

この絵本はAmazonで購入できます。Amazonでの価格や在庫状況を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムに参加しています。Amazonのリンクから商品を購入された場合、当サイトは広告料を得ることがあります。

おすすめ絵本

この絵本のレビュー

この絵本のレビューをぜひお寄せください

まだレビューは投稿されていません。この絵本のレビューを投稿してみませんか?

絵本ピックス
タイトルとURLをコピーしました