「くずかごおばけ」は、捨てるものばかりを集めてしまう女の子が、くずかごの中でおばけに遭遇する不思議な絵本です。
まるで魔法のようなストーリーに子どもたちは夢中になること間違いなし。
ちょっとしたことでも捨てて、クリーンな生活を心がけるようになる、良い習慣をつけるきっかけにもなりそうです。
あらすじは？どんな内容？
きらいな食べ物も古くなったお人形も、「こんなもの、くずかごへすてちゃうわ」と、なんでもポイとすててしまう女の子。
ある日、くずかごから大きな手が出てきて、女の子は中にひきこまれてしまいます。
まっくらなくずかごの中は、おばけの世界。女の子にすてられてものたちが、おばけになってせいぞろいしています。
「すてたのは、だれだ！」「すてたのは、だれだ！」みんな、おこっています。
さて、女の子は、どうなるのでしょうか。
対象年齢は？
この絵本は、2歳、3歳、4歳、5歳の子どもたちにおすすめです。
キャラクターが可愛らしく、ストーリーも分かりやすいので、低年齢の子でも楽しめる内容となっています。
読み聞かせのコツ
この絵本は、登場人物の言葉を上手に演じることで、より楽しい読み聞かせができます。
おばけたちの怒った声や女の子の驚いた声などを、表情や語り口を変えて読むと、子どもたちも夢中になって聞いてくれるでしょう。
また、くずかごから手が出てくるシーンなどは、子どもの想像力を刺激するので、少しゆっくりと読んであげると良いかもしれません。
絵本のおすすめポイント
この絵本の最大のおすすめポイントは、物を大切にすることの大切さを、楽しく分かりやすく伝えてくれることです。
女の子がなぜくずかごに物を捨ててしまうのか、そしてそれがどんな結果を招くのかが、おばけたちの気持ちを通して描かれています。
子どもたちにとって、物を大事にすることの大切さを学べる良い機会となりそうです。
また、まっくらなくずかごの中に広がる「おばけの世界」は、子どもの想像力を刺激してくれる魅力的な設定です。
恐怖ではなく、むしろファンタジーチックな世界観に子どもたちは引き込まれていくはずです。
おばけたちの表情や動きなども、子どもの心を惹きつけるでしょう。
この絵本はなにを教えてくれる？
この絵本は、物を大切にすることの大切さを教えてくれます。
女の子がなんでも捨ててしまうことで、くずかごの中のものたちがおばけになってしまうというストーリーは、子どもたちにとって強烈なメッセージとなるでしょう。
物をむやみに捨てないで、大事に扱うことの大切さを、楽しみながら学べる絵本です。
また、自分が捨てたものが、どのように変化していくのかを想像させられることで、物への愛着や責任感も育てられます。
どんな子供におすすめ？
この絵本は、物をすぐに捨ててしまう傾向のある子供におすすめです。
おもちゃやお気に入りのものを大切にできない子供は、この絵本を通して、物を大切にすることの大切さを学べるでしょう。
また、物への環境意識が少ない子供にも、ごみの問題や地球環境の大切さを考えるきっかけになるかもしれません。
一方で、おばけのキャラクターが可愛らしいので、ファンタジーが好きな子供にも人気が出るかもしれません。
編集部レビュー
「くずかごおばけ」は、子どもたちに物を大切にすることの大切さを、楽しいファンタジーを通して教えてくれる素晴らしい絵本です。
主人公の女の子がなぜ物を捨ててしまうのか、そしてその結果がどうなるのかを、おばけたちの視点から描いているところがとてもユニークです。
ストーリーはシンプルながらも、子どもの想像力を刺激し、物への愛着心を育むことができるはずです。
おばけたちの表情や動きも可愛らしく、読み聞かせを楽しませてくれるでしょう。
2歳から5歳くらいの子どもに最適な1冊で、物を大切にする習慣を身につけるのに役立つと思います。(編集部)
くずかごおばけの対象年齢やあらすじや内容、何歳向けかをまとめました
この絵本「くずかごおばけ」は、2歳から5歳くらいの子どもたちを対象に、物を大切にすることの大切さを楽しみながら学べる内容となっています。
女の子がなぜか物を捨ててしまうと、くずかごの中のものたちがおばけに変わってしまう不思議な物語で、子どもの想像力を刺激する魅力的な設定になっています。
読み聞かせをする際は、登場人物の演じ分けなどで、より楽しい体験ができるでしょう。
物を大切にすることの大切さを学べるだけでなく、ファンタジーの世界観も楽しめる、おすすめの絵本です。
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