今回ご紹介するのは、絵本作家・いもとようこさんの新シリーズの1作目となる、『こんとまゆみちゃん』です。
真っ白な雪景色の中で、きつねの子と人間の女の子の心温まる友情を描いた素敵な絵本です。
いもとようこさんの独特の可愛らしい世界観が、子どもたちの心を癒してくれることでしょう。
あらすじは？どんな内容？
この絵本の舞台は、真っ白な雪に覆われたお山です。そこで出会った子ぎつねのこんちゃんと、人間の女の子のまゆみちゃんは、仲良く遊ぶようになりました。
二人は雪の中で楽しく過ごし、明日もまたお山で会うことを約束します。ところが次の日、まゆみちゃんは来ませんでした。そして、その次の日も来ません。
こんちゃんは寂しくなりますが、まゆみちゃんが必ず又来てくれると信じています。
やがて、まゆみちゃんは再びお山に姿を現し、二人は喜び合って再会を果たします。
子ぎつねと人間の女の子の、お互いを思いやる心のこもった温かい物語です。
対象年齢は？
この絵本は、2歳、3歳、4歳の子供たちを対象としています。
優しい色合いと心温まる内容が、幼い子どもたちの心をしっかりと掴むことでしょう。
読み聞かせのコツ
この絵本の対象年齢は2〜4歳ですから、ゆっくりと丁寧に読み聞かせることが大切です。
登場人物の気持ちを十分に表現しながら、子どもたちの反応を見ながら読み進めていくと良いでしょう。
また、挿絵の美しさにも注目させながら、子どもたちの想像力を育むことができます。
絵本のおすすめポイント
この絵本の最大のおすすめポイントは、子ぎつねと人間の女の子の心温まる友情を描いたところです。
2人の出会いから別れ、そして再会までの過程が丁寧に描かれており、子どもたちの心を優しく包み込んでくれます。
また、いもとようこさんならではの美しく繊細な絵が見どころです。
絵と文章がマッチしており、子どもたちの感性に響くことでしょう。
この絵本はなにを教えてくれる？
この絵本は、友情の大切さや思いやりの心を伝えています。
まゆみちゃんが来なくなった時、こんちゃんは寂しくなりますが、諦めずに待ち続けます。
そして、再会した時の嬉しさや喜びが伝わってきます。
人と人との絆の大切さ、相手の気持ちを考えることの大切さを、優しく教えてくれる作品です。
幼い子どもたちの心に寄り添い、思いやりの気持ちを育んでくれるはずです。
どんな子供におすすめ？
この絵本は、2歳から4歳くらいの幼い子どもたちにおすすめです。
優しい色合いと丁寧な描写が、子どもたちの心を和ませてくれるでしょう。
また、こんちゃんとまゆみちゃんの友情を通して、思いやりの心を育むことができます。
絵本を通して、自分の気持ちを表現することの大切さも学べるはずです。
子どもの感性を刺激し、想像力を育む素晴らしい1冊だと言えるでしょう。
編集部レビュー
こんとまゆみちゃんは、真っ白な雪景色の中で出会った子ぎつねと女の子の心温まる交流を描いた素敵な絵本です。
二人は自然の中で楽しく遊び、そして別れ、そして再会するという過程が丁寧に描かれています。
いもとようこさんならではの繊細で美しい絵が、子どもたちの心を癒してくれることでしょう。
また、友情の大切さや思いやりの心を、優しく伝えてくれる内容にもなっています。
2歳から4歳くらいの子どもたちに、ぜひおすすめしたい1冊です。(編集部)
こんとまゆみちゃんの対象年齢やあらすじや内容、何歳向けかをまとめました
この絵本は、2歳、3歳、4歳の幼い子どもたちを対象としています。
真っ白な雪景色の中で、子ぎつねと人間の女の子が出会い、仲良くなっていくという温かい物語です。
友情の大切さや思いやりの心を、優しく伝えてくれる内容になっています。
絵本ならではの美しい世界観と、子どもたちの心を癒してくれるストーリーが魅力の1冊です。
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