寒い冬の日、ある偶然の出会いが2人の心を深くかきまわす。ふたりは自分を見つめ直し、大きく成長していきます。すてきなメッセージを運ぶ、感動的な絵本『メンドリと赤いてぶくろ』をご紹介します。
メンドリと赤いてぶくろのあらすじは？
洗濯されて庭に干されていた赤いてぶくろ。右手と左手がケンカをしています。もち主のゆうちゃんが右ききだから、自分のほうがえらくて立派なんだ、と右手はいばっています。そんな折、風が吹いて、右手は遠くに飛ばされてしまいました。そこで出会ったのが、若いメンドリ。オンドリのように「コケコッコー」と朝を告げたいという夢があるのですが、トサカがないメンドリは、鳴くことができません。「よし、りっぱなトサカになってやろう！」と、赤いてぶくろははりきってメンドリのトサカ代わりになりますが――。二人の出会いが、お互いの心を深く揺さぶっていきます。
メンドリと赤いてぶくろは子供向け？何歳から？
『メンドリと赤いてぶくろ』は、2歳、3歳、4歳のお子様向けの絵本です。自分らしさを見つけることの大切さを、温かな物語で伝えています。お子様の成長に合わせて、様々な角度から読み取ることができる内容になっています。
読み聞かせのポイント
メンドリと赤いてぶくろの会話の中で、子供たちが自分の気持ちを重ね合えるようにしながら、優しく丁寧に読み聞かせるのがポイントです。それぞれの立場や思いを理解し、共感できるよう、表情や声の変化を意識しましょう。また、子供たちの反応を見ながら、ゆっくりとした読み進めも大切です。
この絵本で学べること
この絵本は、自分らしさを大切にすることの素晴らしさを教えてくれます。メンドリは自分のできないことにこだわり、赤いてぶくろは自分の立場にこだわります。しかし、お互いに思いやりを持ち、相手の立場に立って考えることで、心が通い合うようになっていきます。
自分ではなく、相手のことを考えることの大切さ。それでも自分らしさを守り続けることの素晴らしさ。子供たちにとって、大切な気づきと学びが得られる一冊です。
この絵本はおすすめ？
『メンドリと赤いてぶくろ』は、2歳から4歳くらいのお子様におすすめの絵本です。自分らしさを大切にする大切さを、優しく丁寧に伝えてくれます。
特に、自己主張が強くなってきた時期のお子様にぴったりです。自分の意見を持つことは大切ですが、相手の気持ちも理解することが重要だと学べます。
また、想像力豊かな子供たちには、物語の世界に引き込まれ、自分の心と重ね合わせながら楽しめる一冊となるでしょう。
編集部レビュー
『メンドリと赤いてぶくろ』は、自分らしさを大切にしながらも、相手の気持ちを理解することの大切さを温かく描いた絵本です。メンドリと赤いてぶくろの出会いから、お互いの内面に迫っていくストーリーに引き込まれます。
特に2歳から4歳くらいのお子様に向けて書かれていますが、大人でも心に響く素敵な一冊です。優しい言葉と素敵なイラストが心を癒してくれるでしょう。自分と向き合う大切さを学べるおすすめの絵本です。(編集部)
メンドリと赤いてぶくろのあらすじや絵本は何歳の子供向けかまとめました
\この絵本は、自分らしさと相手の気持ちを大切にすることの大切さを伝える感動的な物語です。2歳から4歳くらいのお子さまにおすすめの一冊で、優しい情景描写と心に響く対話が魅力的です。ぜひ、お子さまと一緒に読んでみてくださいね。\
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