「なんだか小さな家や小屋って、とってもかわいらしく感じませんか？
田畑や海沿いにひっそりと立っている小屋たちの声に耳を澄まし、その姿に見とれてしまう絵本が登場しました。
『こやたちのひとりごと』は、詩人の谷川俊太郎さんと写真家の中里親方さんによる、とてもすがすがしい作品です。
小屋たちが一人ひとり語りかけるように、ユーモアあふれる言葉で語りかけてくるのがとても魅力的。
日本各地の小さな家や小屋を丁寧に撮影した写真と、その小屋たちの心情を表した文章が、子どもたちの想像力をかきたてます。
読み進めていくと、街を歩くときにも小さな家が気になるようになり、お気に入りの小屋を見つけたくなってしまうかも。
すべてのものに命が宿っているという感覚を、子どもたちにも楽しんでもらえる素敵な絵本なのです。
こやたちのひとりごとのあらすじは？
この絵本は、田畑や海沿いにひっそりと立っている小屋たちが、一人ひとり心情を語りかけてくる内容になっています。
「かぎなんかかけたってかぜははいってくるよ こどもたちのあそぶこえだって」「からっぽじゃないよ」「ぼくをたてたひとはえらくないえらくないからすきなんだ」など、ユーモアあふれる言葉で小屋たちが心を開いてくれます。
谷川俊太郎さんの情感豊かな文章と、中里親方さんによる小屋の丁寧な写真が合わさり、まるで小屋たちが生き生きと語りかけているかのような不思議な感覚を味わえる一冊となっています。
こやたちのひとりごとは子供向け？何歳から？
この絵本は、3歳、4歳、5歳の子供向けに作られた作品です。
小屋たちが一人ひとり心情を語りかけてくる内容は、子どもたちの想像力をかきたて、
ものの見方が楽しくなるような仕掛けがたくさん詰まっています。
どの年齢の子供にも楽しめる内容となっているので、家族で一緒に楽しめる絵本だと言えるでしょう。
読み聞かせのポイント
この絵本は、小屋たちが一人ひとり心情を語りかけてくる内容になっているので、
児童の想像力をかきたてる読み聞かせがポイントとなります。
小屋たちの心情をしっかりと伝えるため、表情豊かな読み聞かせが大切です。
また、繰り返し出てくる言葉やフレーズなどにも注目させ、
子供たちとの対話を通して、ものの見方が楽しくなるような工夫も良いでしょう。
この絵本で学べること
この絵本では、ものに命が宿っているという感覚を楽しむことができます。
小屋たちが一人ひとり自分の思いを語りかけてくるので、
子供たちは小屋たちの心情に寄り添うことができ、
ものの見方が変わってくるはずです。
「からっぽじゃないよ」「ぼくをたてたひとはえらくないえらくないからすきなんだ」
といった小屋たちの言葉には、私たちが見落としがちな、ものそのものの価値や
存在意義が込められています。
子供たちは、この絵本を通して、自分の周りにある日用品やものごとに、
新たな視点を持つことができるようになるでしょう。
この絵本はおすすめ？
『こやたちのひとりごと』は、3歳、4歳、5歳の子供におすすめの絵本です。
小屋たちの心情を感じ取ることのできる想像力豊かな子供たちに、
特に人気が高いと思われます。
好奇心旺盛で、ものの見方に柔軟性のある子供たちなら、
この絵本を通して、新しい世界観を手に入れることができるでしょう。
また、アーティスティックな視点を持つ子供や、
自然やものづくりに興味のある子供にも、
この絵本は大変おすすめできる一冊です。
編集部レビュー
『こやたちのひとりごと』は、小屋たちが自分の心情を一人ひとり語りかけてくる
素敵な絵本です。
詩人の谷川俊太郎さんと写真家の中里親方さんによる、
まるで小屋たちが生き生きと語りかけているかのような不思議な世界観が魅力的。
小さい子供から大人まで、ものの見方が楽しくなる一冊だと思います。
特に、好奇心旺盛で想像力豊かな3歳から5歳の子供たちにおすすめです。
日用品やものごとに新しい価値を見出す楽しい体験ができるはずです。
(編集部)
こやたちのひとりごとのあらすじや絵本は何歳の子供向けかまとめました
『こやたちのひとりごと』は、小屋たちが一人ひとり心情を語りかけてくる
素敵な絵本です。
3歳、4歳、5歳の子供向けに作られた作品で、
小屋たちの言葉を通して、ものの見方が楽しくなる内容となっています。
自然やものづくりに興味のある子供たちに特におすすめの一冊です。
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