74歳の絵本画家が半生を振り返り、自身の夢を叶えるまでの道のりを綴った大切な一冊です。絵本『うさぎのくれたバレエシューズ』の画家、南塚直子さんは社会生活に自信がなく、就職もしないままに結婚生活をおくりました。しかし、「自分の力を生かして自立できるものを見つけたい」という強い思いから、30歳の時に絵を描く人になることを決意し、絵本の世界に居場所を見つけていきます。
今でも現役で活躍し続ける南塚さんの、夢を諦めずに挑戦し続けた半生は、きっと多くの人々に勇気と希望を与えてくれるでしょう。
あらすじは?どんな内容?
本書は、絵本『うさぎのくれたバレエシューズ』の画家、南塚直子さんが74歳の今、自身の半生を振り返りながら、夢の叶え方を綴った一冊です。
南塚さんは、大学を出てすぐに結婚し、専業主婦として2児を育てていました。しかし、「これからどうやって生きていけばいいのか」という葛藤に悩まされていたそうです。そんなある日、「私は絵を描く人になる」と決意し、その日から夢に向けて積極的に行動していきます。
40年以上にわたり絵本の世界で活躍し続けている南塚さんは、生きがいの見つけ方や努力の大切さなど、若い世代へのメッセージとともに、シニアがいきいきと生きるコツなどを伝えています。また、銅版画や陶板作品なども多数掲載されており、南塚さんの多彩な活動ぶりが感じられる一冊となっています。
対象年齢は?
この絵本は、7歳以上の子供向けに適しています。子育ての苦労や夢の実現までの道のりなど、大人向けのエッセイも収録されているため、10歳以上の子供にもおすすめできる内容となっています。
読み聞かせのコツ
絵本の主人公である南塚さんの人生に共感しながら、子供たちに夢の大切さや努力の重要性を伝えることが大切です。また、南塚さんの経験から学べる、シニアがいきいきと生きるコツなども一緒に伝えていくと良いでしょう。子供の年齢に合わせて、難しい部分は適宜説明しながら、楽しみながら読み進めていくことをおすすめします。
絵本のおすすめポイント
この絵本の大きな魅力の1つは、南塚さんの半生にわたる人生の軌跡が詳しく描かれていることです。単なる絵本画家の紹介ではなく、社会生活に不安を感じながらも、夢を見失わずに最終的に目標を達成した南塚さんの姿は、読者に大きな勇気と希望を与えてくれます。
また、絵本作品のほかにも、南塚さんの銅版画や陶板作品なども多数掲載されており、南塚さんの多岐にわたる創作活動を知ることができます。南塚さんの人生と作品の両面から、読者を魅了する1冊となっています。
この絵本はなにを教えてくれる?
この絵本から学べることは多岐にわたります。まず何よりも、夢を諦めずに挑戦し続けることの大切さが伝えられています。南塚さんは、30歳の時に「絵を描く人になる」と決意し、それ以降40年以上にわたって着実に夢を実現させてきました。そのような強い意志と継続的な努力こそが、夢を叶える秘訣だと教えてくれます。
また、人生にはさまざまな困難が待っていても、それを乗り越えていく力を持つことの重要性も示唆されています。南塚さんは、社会生活に不安を感じながらも、自分なりの居場所を見つけ出していきました。そのような粘り強さと前向きな姿勢は、子供たちにも大きな影響を与えるはずです。
さらに、シニア世代が生きがいを見出し、活躍し続けることの喜びも伝えられています。南塚さんの78歳にして現役で新作を発表し続ける姿は、子供たちに高齢期の楽しみ方を教えてくれるでしょう。
どんな子供におすすめ?
この絵本は、夢を持つ子供や、現在の生活に悩んでいる子供におすすめです。南塚さんの半生を通して、夢を実現させるまでの道のりの大変さや、努力の大切さを学ぶことができます。
特に、自分の可能性に自信がなく、前に進めないでいる子供にとっては、南塚さんの経験が大きな勇気と希望を与えてくれるはずです。自分の強みを生かす方法を見つけ出し、夢に向かって着実に歩んでいく姿勢は、そのような子供たちに大きな影響を与えるでしょう。
また、高齢期にもなって新たな挑戦を続ける南塚さんの姿は、シニア世代の子供にも良い影響を与えるかもしれません。人生の先輩として、生きがいを持ち続けることの大切さを学べるはずです。
編集部レビュー
この絵本は、74歳の絵本画家・南塚直子さんが、自身の半生を振り返りながら、夢の叶え方を綴った素晴らしい1冊です。
南塚さんは、結婚して2児の母親となりながらも、「自分の力を生かして自立できるものを見つけたい」という思いを抱き続けていました。そして30歳の時に「私は絵を描く人になる」と決意し、その後40年以上にわたって絵本の世界で活躍し続けています。
南塚さんの人生の軌跡は、困難に負けずに夢に向かって歩み続ける姿勢を示しており、きっと多くの子供たちに勇気と希望を与えてくれるはずです。また、高齢期になっても新しいことにチャレンジし続ける南塚さんの姿は、シニア世代の子供たちにも良い影響を与えるでしょう。
夢を叶えるまでの道のりは決して平坦ではありませんが、南塚さんのような粘り強さと前向きな姿勢があれば、きっと夢は実現できるはずです。この絵本は、子供たちに夢の大切さと努力の重要性を教えてくれる、素晴らしい1冊だと思います。(編集部)
夢見ることだけはやめなかった : 74歳、絵本画家の居場所を探しての対象年齢やあらすじや内容、何歳向けかをまとめました
この絵本は、74歳の絵本画家・南塚直子さんが自身の半生を振り返り、夢の叶え方を綴った1冊です。社会生活に自信がなく、結婚生活も順調ではなかった南塚さんが、30歳の時に「絵を描く人になる」と決意し、その後40年以上にわたって絵本の世界で活躍し続けています。
対象年齢は7歳以上の子供向けですが、子育ての苦労や夢の実現までの道のりなどが描かれているため、10歳以上の子供にもおすすめできる内容となっています。
絵本のおすすめポイントは、南塚さんの半生にわたる人生の軌跡が詳しく描かれていること、絵本作品以外にも銅版画や陶板作品なども多数掲載されていることなどが挙げられます。
この絵本から学べるのは、夢を諦めずに挑戦し続けることの大切さ、人生の困難を乗り越えていく力の重要性、高齢期でも生きがいを見出し続けられることなどです。夢を持つ子供や、現在の生活に悩んでいる子供、シニア世代の子供にもおすすめできる1冊となっています。
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