ニュースの要約
- フランス児童文学賞(幼児部門)のグランプリを受賞した絵本『おとしものあずかりしょ』が6月14日に発売。
- 「落とし物預かり所」で働くイヌが、動物たちの落とし物を集め、思わぬ変身を遂げるというユニークな内容。
- 著者の渋谷純子さんは、フランスを拠点に活躍するグラフィックデザイナーでもある。
概要
株式会社秀和システムは、2025年6月14日に新刊絵本『おとしものあずかりしょ』を発刊します。
この絵本は、「落とし物預かり所」で働くイヌを主人公とし、そこに集まる動物たちの落とし物をめぐる物語です。ナメクジの家、ネコのマフラー、ヤギのセーター、ネズミのコート、ブラシ、凧、シロクマの耳当て、メガネ、ベスト、ブーツ、コマドリのジャケット、コガネムシのランプ、メンドリの卵など、様々な動物の落とし物が集められていきます。
そして、イヌがそれらの落とし主に物をわたすと、意外な変化が起こります。ナメクジはカタツムリに、ヤギはヒツジに、ネズミはリス、ハリネズミ、コウモリに、シロクマはパンダに、コマドリはツバメに、コガネムシはホタルに、メンドリの卵はヒヨコに変身するのです。
この絵本は、フランス児童文学賞(Prix des Incorruptibles)幼稚園部門のグランプリ(2017-2018年度)、カシャン市児童文学賞(2019年)を受賞した作品です。著者の渋谷純子さんは、兵庫県出身のイラストレーターで、フランス在住の経歴を持っています。訳者の島津やよいさんは、スージーとゆめがかなうとしょかん』や『ふたりのソフィー』など、多数の翻訳書を手がけている実力派です。
この作品は、親子で楽しめる絵本となっています。動物たちのユニークな変身には、子どもたちの想像力をかきたて、大人にも愛らしさや面白さが感じられる仕上がりになっています。2025年6月14日の発売が待ち遠しい一冊です。
編集部の感想
-
動物の落とし物を集めるイヌのキャラクターがとても印象的で、絵本を開いた時の楽しみが感じられる。
-
動物たちの予想外の変身には、子どもたちの好奇心をくすぐられそうで、楽しい読み物になりそう。
-
フランスで高い評価を得た作品が日本でも発売されるのは、とても嬉しいニュースだと思う。
編集部のまとめ
『おとしものあずかりしょ』:フランス児童文学賞(幼児部門)グランプリ受賞の絵本が6月14日(土)発売についてまとめました
この度、フランス児童文学賞(幼児部門)のグランプリを受賞した絵本『おとしものあずかりしょ』が、2025年6月14日に発売されることが発表されました。
この絵本は、「落とし物預かり所」で働くイヌが、動物たちの落とし物を集めていく物語です。ページをめくると、ナメクジがカタツムリに、ヤギがヒツジに、ネズミがリスやハリネズミ、コウモリに、シロクマがパンダに、といったユニークな変身が次々と展開されていきます。
この作品は、フランスで高い評価を得ており、2017-2018年度の児童文学賞のグランプリに輝いています。作者の渋谷純子さんは、兵庫県出身のイラストレーターで、長年フランスを拠点に活動している実力派です。訳者の島津やよいさんも、豊富な翻訳経験を持つベテランです。
子どもたちの想像力をかきたて、大人にも愛らしさを感じさせる絵本だと思います。動物たちの変身シーンや、イヌのキャラクターが印象的で、楽しい読書体験が期待できそうです。2025年6月14日の発売が待ち遠しい一冊です。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000313.000049716.html