せなけいこさん先生が50年以上も前に描いた「いないいないばあ」シリーズの絵本が、ついに赤ちゃん向けのボードブック版として登場しました。
「おばけは、ほんとはともだちになりたいのよ」と「こどもたちをおどろかせるために、おばけも勉強してるのよ」というおばけちゃんの言葉が、まさに子どもの心に寄り添っているような気がしませんか?
読み進めていくうちに、次々とキャラクターが登場して楽しくなっていきます。赤ちゃんも喜んで一緒に「だあれ だあれ いない いない ばぁ!」と叫んでくれるはず。可愛らしい絵とやさしい言葉が赤ちゃんの気持ちを癒してくれるでしょう。
おばけのばあのあらすじは？
この絵本は、「いないいないばあ」遊びを通して、次々とかわいらしいキャラクターが登場していくストーリーです。まずはうさぎちゃんが「だあれ だあれ いない いない ばぁ!」と隠れたり現れたりします。そして、ねこちゃんも同じように遊びます。そして最後に、思わずびっくりするおばけちゃんまで登場。
でも、おばけちゃんは実はみんなの友達になりたがっているのだと、絵本の最後で判明します。子どもたちをびっくりさせるのは、友達になるためだったのですね。
おばけのばあは子供向け？何歳から？
この絵本は、0歳から楽しめる赤ちゃん向けのボードブックになっています。ページがカタチが丸いか角があるなど、赤ちゃんでも安全に扱えるよう工夫されています。
また、「いないいないばあ」遊びは、3歳、4歳、5歳の子どもたちにも大人気ですから、この絵本は幅広い年齢層の子どもたちに楽しんでもらえるでしょう。
読み聞かせのポイント
この絵本は、赤ちゃんの心に寄り添うような優しい言葉と、かわいらしい絵柄が特徴です。
読み聞かせの際は、登場キャラクターの名前を強調したり、隠れたり現れたりするタイミングで「だあれ だあれ いない いない ばぁ!」と一緒に声を出してみたりするのがおすすめです。
赤ちゃんも喜んで反応してくれるはずです。また、最後のおばけちゃんの登場では、少し驚いた様子を見せるのも面白いかもしれません。
この絵本で学べること
この絵本の中で、おばけちゃんは子どもたちをびっくりさせながらも、実は友達になりたがっているということが分かります。子どもたちにとって、おばけは最初は恐ろしいイメージがあるかもしれませんが、少し踏み込んでいくと、実は優しい気持ちを持っている存在なのだということが分かるのです。
この絵本を通して、子どもたちは見た目で判断せずに、相手の心の内を理解しようとすることの大切さを学べるでしょう。また、友達になりたがっている相手に対して、少し勇気を出して接近してみることの大切さも学べます。
優しさや思いやりの心を育むことができる素敵な1冊だと言えます。
この絵本はおすすめ？
この絵本は、0歳からの赤ちゃんにも大変おすすめです。絵本の内容はとてもシンプルで分かりやすいので、赤ちゃんでも十分に楽しめます。
特に「いないいないばあ」遊びが大好きな3歳、4歳、5歳くらいの子どもたちにも人気が高いでしょう。おばけちゃんの予想外の登場に、子どもたちは思わずびっくりしながらも、最後はおばけちゃんの優しさに気づけるはずです。
優しい気持ちを育むことができる素敵な1冊なので、出産祝いや誕生日プレゼントとしてもおすすめです。
編集部レビュー
せなけいこさんの描く絵本作品は、子どもたちの心を優しく包み込むような温かさがありますが、この「おばけのばぁ」もまさにそうした作品の1冊だと感じました。
おばけちゃんが子どもたちを驚かせるのは、実は友達になりたがっているからだと判明するという展開は、子どもたちの心に寄り添うメッセージが込められています。
見た目の印象だけで判断せず、相手の心の内を理解しようとすることの大切さを、優しく教えてくれる素敵な絵本だと思います。0歳から楽しめるボードブック仕様ですので、赤ちゃんから幼稚園児までの子どもたちにおすすめです。(編集部)
おばけのばあのあらすじや絵本は何歳の子供向けかまとめました
この絵本「おばけのばぁ」は、せなけいこさんの絵本デビュー50周年を記念して出版された作品です。
0歳から楽しめるボードブック仕様で、「いないいないばあ」遊びが大好きな3歳~5歳くらいの子どもたちにもおすすめの1冊です。
優しい気持ちを育むことができる内容で、出産祝いや誕生日プレゼントにもぴったりの絵本です。
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